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找了点网上的,基本看不懂
金銀鈿荘唐大刀
分類: 武器?武具
●倉番: 北倉 38
●寸法: 全長99.9 把長(鍔含)18.5 鞘長81.5 身長78.2 茎長13.6
●説明: 唐大刀は唐風の大刀を意味し、外装に豪華な装飾が施され、儀式用とされる。国家珍宝帳に大刀100口が記載されるが、現存するのは本品のほか杖刀2口のみである。
唐大刀というのは、唐製の大刀ですので、八世紀唐時代の渡来品のようですが、「唐六典」という中国各州の産物の貢賦を記した物の中で、サメ皮は安南から刀は呉からと書いてあるので、ベトナム方面でとれたサメ皮を使って呉で刀装にしたものであろうとのことです。
この時代の大刀でサメ皮を使っている物としては、東大寺大仏殿の須弥壇の下から発掘された「金銀鈿荘大刀」という国宝になっている物があるそうですが、こ れは破損がひどくて柄の部分はほとんど朽ち果てているそうですが、それでもサメの粒が付着していたことからサメ皮を使っている物であることが判ったそうで す。
先にも書いたように、いつ頃から刀剣にサメ皮が使われるようになったのかという資料は無いそうで、古墳から出土する環頭大刀や頭槌大刀等にはサメ皮は見あ たりません。刀の本場中国でも「呉物志」や「後漢志」「本草音義」などで文献上は見られるそうですが、実物資料はいまだ不明だそうです。
恐らく、中国での唐風の新しい様式か、それ以前に用いられていた物が日本に渡って発達した物ではないかとのこと。
資料:「金銀鈿荘唐大刀は、出蔵、還納の経緯は不詳であるが、形状が珍宝帳に記載する注記によく一致することから、それとみなされている。唐大刀とは、唐風の大刀という意味であろう。鞘上に鳥獣、唐草、花雲の文様を金粉であらわすが、これが珍宝帳注記にいう「鞘上末金鏤」に相当し、後世の研出蒔絵と同銀平脱八角鏡箱第1号「材質調査報告書」から17じ技法といわれている。正倉院の大刀は中倉(8~9)、南倉(119)のも併せて、全部で五十五口あるが、それらの中でも、この大刀は外装、刀身ともに第一級のものといわれている。」「国家珍宝帳によると、御大刀一百口が献納されたが、天平宝字八年九月の恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱、その他で、そのほとんどが出蔵された。現在、北倉に伝える金銀鈿荘唐大刀(北倉38)と、御杖二口(北倉39)が、その残りの品と考えられている。」以下は調査記録である。
金銀鈿荘唐大刀 〈きんぎんでんかざりのからたち〉
資料:全長99.9㎝ 把長(鍔 つば含)18.5㎝ 鞘長81.5㎝ 身長78.2㎝ 茎長13.6㎝ 把は鮫皮巻白皮懸 鞘は木製皮貼黒漆塗 末 まっ金 きん鏤 る 透かし金具は銀台鍍金 荘玉は色ガラスと水晶 帯 おび執 とりは紫皮
[調査の結果]
鞘:鞘は木製だが、鞘の表面にクモの巣状皹 ひびが金属の飾りの間に見られることから、生地に極めて薄い皮状のものが巻かれていると考えられるが、露出不十分で確認がかなり困難である。飴色で半透明の様子及び鞘という特異性から見ると、通常の皮ではなくて、例えば腸管のような筒状の動物質を用いた可能性が高い。しかし、『延喜式』の記述に示されているような馬皮の可能性も捨てられない。動物性の組織の確認が極めて困難で、判定はし難い。
把の鮫革 : 柄 つかは俗にいう「鮫皮巻」である。通称鮫革といわれているものだが、鮫皮特有の突起した鱗がなく、粒状の鱗であり、さらに真珠状の大きな粒があることからエイ皮と判断する。
把の緒(懸緒) :大刀には、明治修復の会符がついており、この革はその時に修復された新しい革と見られる。柔軟な感触があり、乳頭層が薄いように見える。しかし、毛穴が列をなさず散在していることから鹿革ではなく、色目や肌目等を考え合わせると牛白革のように見える。子牛革の可能性もある。馬革との意見もあった。この革は筒のようにして縫い止めてあるので、革の表面には張力がかかり、皺が出にくいように思われる。また、このような縫い目(丸絎 くけ縫い)では、牛革ならこの形状が維持できないのではないかとの意見もあった。判定は困難である。
帯執:鹿革とみられる。単なる白革に塗り染めたような、色斑のある、表面だけの両面染めの紫革である。白い表面部分がみられることから、 燻 いぶし革ではなさそうである。明治修復の時に、この革緒を結わえ直したように思われる。芯は白いようである。3本の革紐を半分に折って6枚重ねにしてあり、緒の内側の芯を広げると「鳥の絵」らしき白抜きの絵柄が見える。虫穴が随所にあり、虫の糞もあった。外の革にも鳥のような絵柄が見受けられる。丸い窪みも多いことについては、型染め法の跡か、虫食いのためか、あるいは型押しのためか、理由は分からない。部分的にいびつな円形なので、一部は虫食いかもしれない。 帯執を束ねている細い革:緒に巻くのに捩 ねじれており、細工は雑に見える。片面染の鹿革であろう。帯執及び細い革のいずれも、燻し革かどうかについては判定が困難である。 |
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