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楼主: 东西

每日一刀 大家欣赏

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发表于 2007-8-31 13:57 | 显示全部楼层
前辈~明天再上一把短刀吧~!
感冒中~!

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 楼主| 发表于 2007-8-31 20:47 | 显示全部楼层

http://www.yyxfm.com.cn/

種別 短刀
国 備前
時代 室町時代初期
法量 八寸八分
附 黒石目地変塗鞘合口短刀拵
銘文 備州長船盛光
応永三十二年二月日

説明 盛光は康光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前鍛冶の双璧である。応永備前の作風は板目に杢が交じりよく練れた鍛えに、刃文は匂出来の腰の開いた互の目丁子の華やかなものが多いが、稀に直刃もある。また応永備前特有のものに、無反りで平造りの九寸余りの短刀や寸延びの小脇差等がある。また、映りでも鎌倉時代の乱れ映りとはやや異なり、刃文の頭に接するようにして現れる棒映りが目立つ事、帽子は乱れ込んで先が尖って返る事などが大きな特徴である。

本作は応永備前特有の短刀姿に、鍛えは小板目鍛えに杢交じり、地沸細かにつき、刃文は匂出来の互の目乱れ、僅かに小沸つき、小足・葉入り、地刃共に健全な作品である
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参与人数 1参与分 +96 收起 理由
007sunny + 96 我很赞同

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 楼主| 发表于 2007-9-1 20:47 | 显示全部楼层
種別 太刀
国 備中
時代 鎌倉時代中期
法量 二尺二寸四分
附  
銘文 助次 [古青江]  
      
説明 備中国は古くから良質な鉄の産地として知られ、近来多くの製鉄遺跡が発見されている。青江鍛冶はこの恵まれた鉄資源に育まれ、平安後期より南北朝時代にかけて、隣国の長船鍛冶とほぼ時を同じくして共に繁栄を続けた一派である。

 古青江とは、安次・守次などの保安・仁平(1151)の平安時代から鎌倉中期の建長頃(1250)に至るまでの備中青江鍛冶の総称であり、特に後鳥羽上皇の番鍛冶を勤めた貞次・恒次・次家・則実などをはじめとして数多くの名工が輩出している。古青江の作風は一見古備前に似るが、いわゆる縮緬肌となるものが多く、刃文は直刃調で沸づき、古備前に比べると総体的に渋い味わいがある。
            
 本作は、板目に杢を交えた鍛えに地班現れ、地沸よくつき淡く映りが立ち、直刃仕立てに小沸つき、地刃ともに古青江派の特色を良く示した作品で、極めて健全で加えて生ぶ茎(うぶなかご)であることも貴重で、銘字の鮮明なることも特筆すべき処である。
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 楼主| 发表于 2007-9-1 20:50 | 显示全部楼层
種別 太刀
国 備中
時代 鎌倉時代中期
法量 二尺三寸二分
附 草薙廼舎押形 所載
銘文 頼次 [古青江]
      
説明 備中国は古くから良質な鉄の産地として知られ、近来多くの製鉄遺跡が発見されている。青江鍛冶はこの恵まれた鉄資源に育まれ、平安後期より南北朝時代にかけて、隣国の長船鍛冶とほぼ時を同じくして共に繁栄を続けた一派である。
 古青江とは、安次・守次などの保安・仁平(1151)の平安時代から鎌倉中期の建長頃(1250)に至るまでの備中青江鍛冶の総称であり、特に後鳥羽上皇の番鍛冶を勤めた貞次・恒次・次家・則実などをはじめとして数多くの名工が輩出している。
 古青江の作風は一見古備前に似るが、いわゆる縮緬肌となるものが多く、刃文は直刃調で沸づき、古備前に比べると総体的に渋い味わいがある。
      
 本作は、板目に杢を交えた鍛えに地班現れ、地沸よくつき淡く映りが立ち、刃文は中直刃処々ほつれて小沸つき、地刃ともに古青江派の特色を良く示した作品で、極めて健全で加えて生ぶ茎(うぶなかご)であることも貴重であり、銘字の鮮明なることも伝来のよさを顕している。
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 楼主| 发表于 2007-9-2 19:24 | 显示全部楼层

http://www.klmding.cn/

種別 小太刀
国 備前
時代 鎌倉時代後期
法量 一尺七寸七分強
附  
銘文 表 雲生(額銘) 


説明 鎌倉時代中期から南北朝期に亘り、備前国宇甘の地で雲生を祖として雲次・雲重らの刀工が活躍している。これらの刀工は銘文に(雲)の字を冠しているところから雲類と呼称されている。雲類の作風は備前物の中でも個性が強く、備前気質に山城の来派や備中の青江派の趣が加味されたもので、匂本位の直刃仕立てを基調として小乱れが交じり、小沸がつくもので、地鉄鍛えは長船物とは異なり青黒く澄み、総体に青江地鉄に似通ったものである。

 本作は小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸が微塵に厚くつき、地景細かに入り、地斑状の暗帯を交え、乱れ映り立つ。刃文は直刃調に浅く湾れごころをおび、互の目・小互の目・丁子等が交じり、部分的に焼刃が逆がかり、足・葉よく入り、金筋・砂流しかかり、同作中でも刃中の働きが豊富であり、平肉の豊かな姿も好ましく、本工の威厳と風格を存分に示した名作である。
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 楼主| 发表于 2007-9-3 20:47 | 显示全部楼层

http://www.heibor.com.cn/

種別 太刀
国 備前
時代 鎌倉時代後期
法量 二尺三寸
附 所載 (財)日本美術刀剣保存協会発行 刀剣美術誌 誌上鑑定刀
/ 趣味の日本刀 / 名刀の見所極めどころ 

銘文
備前国住雲次


説明 備前国鵜飼派は備前国宇甘庄(現在の岡山市御津)に住し、大いに繁栄した流派である。またこの派の刀工は銘に雲の字を冠するところから雲類とも称せられており、雲生・雲次・雲重などの刀工が鎌倉時代中期から南北朝時代に亘って活躍している。この流派は長船派・畠田派と著しく趣が異なり、作風は山城の来派、あるいは備中青江派の風情ある作域を示すのが特色である。雲次は雲生の子で、現存するものに正和・文保・建武年紀が見られることから、その活躍年代は鎌倉時代後期から南北朝時代初期であることが窺える。

本作は身幅広く猪首切先の豪壮な姿に、鍛えは小板目肌よく詰み、地沸つき、乱れ映り鮮やかに立ち、刃文は直刃調ほつれごころに小互の目、小丁子交じり、小足・逆足・葉よく入り、元の方華やかとなる。
地刃共極めて健全に保存されており、雲次の作品中、最高水準に位置する名作の一口である。
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 楼主| 发表于 2007-9-4 06:49 | 显示全部楼层
種別 太刀
国 備前
時代 鎌倉時代後期
法量 二尺二寸五分
附  
銘文 無銘 吉岡一文字


説明 鎌倉時代における備前刀の最も大きな流れは一文字と長船の両派であり、一文字派は福岡・吉岡・岩戸などの地に繁栄し、多くの名工が輩出した。この派が一文字と呼称されるのは、茎に「一」の字を切ることによるが、銘は「一」だけのもの、「一」の字の下に個銘を添えるもの、個銘だけのものなどがある。吉岡一文字派は福岡一文字派に次いで鎌倉時代後期に活躍した一派で、代表工には助光・助吉・助茂・助次・助義などがいる。

 本作は肉置きが豊かで腰反りの高い、健全な姿形を示しており、鍛えは小板目肌よく詰み、地沸微塵に厚くつき、地景入り、乱れ映り立つ。刃文は丁子乱れに互の目交じり、足・葉よく入り、匂勝ちに小沸つき、金筋・砂流し細かにかかり、地刃ともに出来の優れた一振りである。
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参与人数 1参与分 +96 收起 理由
007sunny + 96

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发表于 2007-9-4 09:34 | 显示全部楼层

http://www.gecbbs.cn/

短刀没一把喜欢的...有没有菖蒲造短刀图?还有镐造短刀有伐?

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 楼主| 发表于 2007-9-5 19:23 | 显示全部楼层

http://www.mmabb.cn/

種別 刀
国 備前
時代 鎌倉時代後期
法量 二尺二寸六分
附  
銘文 無銘 備前兼光

説明 兼光は、長船鍛冶の嫡流で景光の子と伝えられ、その活躍年代は鎌倉時代の元徳・元弘から南北朝時代の延文・貞治にかけての約三十余年に及んでいる。また、備前長船派の刀工の中でも一際雄大な刀姿を誇り、その切れ味と豪壮な造り込みから戦国武将に好まれ、足利尊氏・上杉謙信・織田信長・豊臣秀吉・加藤清正・黒田長政など兼光を愛刀とした武将は数多い。

本作は身幅やや広く、よく詰んだ板目肌鍛えに地沸厚くつき、刃文は、片落互の目主調に角互の目交じり、小足入り、映り立つ父景光の作風を継承しており、製作年代は鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけてのもので、古刀最上作の名にふさわしい出来栄えを示した逸品である。
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 楼主| 发表于 2007-9-6 20:15 | 显示全部楼层

http://www.yyxfm.com.cn/

種別 脇差
国 山城
時代 鎌倉時代後期
法量 一尺四寸二分強
附  
銘文 無銘(来国真)


説明 来派は山城国で粟田口派と並ぶ二代流派の一つで、その初祖は高麗よりの帰化人の子国吉だと伝えているが、古文書や現存する作品も無く、国吉の子の来国行が幾多の名作を伝える事から、来国行を来派の事実上の祖としている。来派は鎌倉時代中期から大いに栄え、国行をはじめ、国俊・来国俊・来国光など多くの名工を輩出している。来国真は「古刀銘尽」に来国俊の子で、来国光の弟、来倫国の兄と記されている。現存作は非常に少なく、神宮微古館の太刀、黎明会、東京国立博物館の短刀、小脇差などが僅かに現存するのみである。

本作は板目鍛えに地沸つき、刃文は直刃調に小丁子・小互の目交じり、小足・葉頻りに入り、細かな砂流しかかり、小沸つくなど、刃中の働きが見事な一振りである。
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 楼主| 发表于 2007-9-7 07:20 | 显示全部楼层
種別 刀
国 備前
時代 鎌倉時代後期
法量 二尺三寸
附  
銘文 表 無銘 大宮盛重


説明 初代大宮盛重は鎌倉後期から南北朝時代初期にかけての刀工で、以下同銘数代続いて室町時代に亘って活躍している。この派が大宮と呼称されるのは、遠祖国盛が山城国大宮の地から備前国大宮に移住したことによるものであるが、経眼するほとんどの作品は「備前長船住」または「備州長船住」と刻してある事から見て、長船付近が鍛刀地であったことは明らかである。

 本作は、銘鑑によれば「鎌倉時代後期・元応頃」に該当する初代盛重と鑑せられるもので、小板目肌よく詰んだ鍛えに柾ごころ交じり、地沸よくつき、乱れ映り立つ。刃文は変化のある丁子乱れに互の目交じり、足・葉頻りに入り、金筋・砂流しかかり、匂口締まりごころに小沸つくなど、大宮派の特色をよく示した同作極めの名品である。
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 楼主| 发表于 2007-9-8 19:32 | 显示全部楼层
種別 刀
国 肥後
時代 鎌倉時代後期~南北朝時代初期
法量 二尺三寸一分
附  
銘文 表 無銘 延寿


説明 肥後国延寿派は、山城の来国行の孫と伝える太郎国村を始祖とし、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて同国菊地郡隈府の地に大いに繁栄し、国吉・国時・国泰・国友・国資・国信・国綱等多くの名工を輩出した一派である。作風は概ね山城の来派に類似し、小板目肌よく詰んだ精良な鍛えに地沸がつき、刃文は小沸本位の直刃主調に小乱れ交じり、小足入り、二重刃の入ったものもあり、姿は山城伝風の踏ん張りのある先身幅の細った上品な太刀姿が多い。
 本作は、小板目肌よく詰んだ精良な鍛えに、地沸が微塵に厚くつき、地景細かに入る。刃文は中直刃に小足入り、匂口締まりごころに小沸がつくなど、延寿派の特色をよく示しており、重ね厚く力強い体配も見事な一振りである。 
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 楼主| 发表于 2007-9-9 08:59 | 显示全部楼层
種別 刀
国 山城
時代 南北朝
法量 二尺四寸二分
附  
銘文 無銘 長谷部国信 


説明 京の長谷部派は、相州の広光・秋広と時を同じくして皆焼の華やかな作風を見せている。一派には国重・国信・国平・宗信・重信らがおり、中でも国重・国信はその代表格である。同じ皆焼でも相州物は基本の刃取りが丁子と互の目で構成されているのに対し、長谷部派はのたれと互の目よりなり、特に国信はのたれが角ばったり、矢筈気味になる特徴があり、多くの場合、その刃を焼の低い浅い小のたれで繋ぐ刃取りのものを見る。 

 本作は南北朝期の典型的な体配に、精良な板目鍛えに杢交じり、よく練れて地沸つき、細かな地景交じり、刃文は小のたれに大互の目や丁子風の刃・箱がかる刃・矢筈ごころの刃など交じり、飛焼・湯走りかかり、皆焼状となり、刃中小足・葉入り、小沸出来で金筋入り、匂口明るく冴えた名品である。
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发表于 2007-9-9 12:30 | 显示全部楼层

http://www.17808.cn/

倭刀的反就是漂亮,在实际的劈砍中也很实用。

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 楼主| 发表于 2007-9-10 15:45 | 显示全部楼层

http://www.gecbbs.cn/

種別 太刀
国 備前
時代 南北朝時代
法量 二尺六寸三分
附 加賀前田家伝来・古極備前長義 代金子百五十枚 本阿弥長識御鞘書
銘文 無銘 備前長守【長義子】
説明 長守は長義の子と伝えるが、有銘確実なものは極めて稀であり、現存する年紀作は正平八(文和二)年より同二十二(貞治六)年に及び、長義の上限の年紀である正平十五(延文五)年を遡る。長守には正平八年紀の薙刀直しの刀が現存することから、長義とほぼ同時代に活躍した刀工であることが知られ、年紀も長義同様に南朝年号を用いているものが多い。作風は長義に類似するが、変化のある互の目乱れや、浅い湾れ、また直刃もあり、比較的作域の広い刀工といえる。
 本作は、長寸で身幅広く鋒の延びた豪壮な姿に、鍛えは小板目に杢交じり、地沸微塵によくつき、地景細かに入り、淡く乱れ映り立つ。刃文は小乱れ、互の目、丁子交じり、足・葉頻りに入り、沸づき砂流しかかり、帽子は乱れ込み、突き上げて尖って返るなど、長義一派の特色を見事に示した名品である。
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 楼主| 发表于 2007-9-11 20:07 | 显示全部楼层
種別 刀
国 備前
時代 南北朝時代
法量 二尺三寸六分
附  
銘文 無銘 備前兼長  [徳川家伝来]

説明 南北朝時代の長船派は鎌倉時代からこの時代に亘って活躍した初・二代兼光の門下、或いはその一門と思われるものが主流である。その他の長船派には新興の長重・長義と(長義は正宗十哲の一人とされている)その一門があり、兼光派が伝統を守って作刀したのと違い、当時全国的に普及した沸出来と呼ばれる新しい作風を積極的に採り入れた相伝備前と称される作風を示している。兼長は長義の門人で大乱れの華やかな刃文は、一門中で最も長義に近いものである。

 本作は大磨上無銘となっているが、元来は三尺に及ぶ太刀であったであろうと思われ、身幅が広く大鋒の姿は南北朝期の典型的な姿で、板目鍛えに乱れ映り立ち、刃文は大丁子、小丁子乱れに小互の目交え、地刃共に健全に保たれた作品で、同工極めの中での傑出の一振りである。
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 楼主| 发表于 2007-9-12 20:17 | 显示全部楼层

http://www.cstarlight.cn/

種別 刀
国 美濃
時代 南北朝時代 延文頃
法量 二尺三寸五分
附  
銘文 表 無銘 直江志津


説明 直江志津とは、志津三郎兼氏の門人達が隣接の直江の地に移住して南北朝時代に繁栄した一門の総称であり、兼友・兼延・兼俊・兼信・二代兼氏らが直江志津の代表的な刀工である。彼らは師兼氏に似た作風をみせ、相州伝を加味したいわゆる美濃伝を完成させ、刀は長寸で反りが浅く、身幅、重ね共に頃合で刃文は互の目を主体としてよく沸え、砂流しが目立つのも特徴である。

 本作は身幅広く、鋒が大きく延びて南北朝期の姿を示し、板目鍛えに地沸つき、地景入り、刃文は小のたれに互の目、尖り刃交じり、沸つき、匂口締まり、湯走りかかり、直江志津の一作風を示したもので、傑出した出来栄えを示した名品である。
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 楼主| 发表于 2007-9-13 20:41 | 显示全部楼层
種別 長巻直し脇差
国 薩摩
時代 南北朝時代初期
法量 一尺七寸三分
附  
銘文 (額銘) 波平行安  [古波平]


説明 薩摩国には、京都の三条宗近や古備前友成と同時代の永延頃(987)に大和国から当国に移住してきた正国を祖とした波平一派が新々刀期まで連綿として一千年近くも続き、大和伝を鍛えた一大流派の住居地である。古波平とは、平安時代後期から南北朝時代後期までの作品を指すが、現実的にには鎌倉時代中期以前の作品は稀で、数少ない現存作の中に平安後期、平治元年(1159)年紀の行正の太刀が現存し、この伝系の古さを証明しており、日本刀剣史上最も古い年号入りの太刀として非常に貴重な資料である。

 本作は、身幅広く重ねの厚い長巻直し脇差で、柔らかく粘り気ある地鉄鍛えに地沸つき、刃文は細直刃調に細かな小乱交じり小足入り、匂深く総じて堂々たる出来栄えを示した優品である。
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 楼主| 发表于 2007-9-14 19:48 | 显示全部楼层
種別 太刀
国 備前
時代 室町時代初期
法量 二尺三寸七分
附  
銘文 備州長船康光
応永三十三年二月日
      
説明 康光は、盛光と共に応永備前を代表する名工である。応永備前の名称は、この期の備前刀が応永年紀を切るところから生まれたもので「康光・盛光・師光」を応永三光と称し幾多もの名作が現存している。
 康光は初、二代あったものと思われ、現存作からみると製作年代が初代は応永、二代は正長・永享・嘉吉・文安年紀の作品が該当する。初代康光の作風は盛光とやや異なり多彩で、刃文は小湾れに互の目、丁子など交じって複式となり、足・葉がよく入るものが通例である。また比較的直刃仕立ての作品も多く存在している。

本作は初代康光の後期作で、板目肌よく詰んだ精良な鍛えに地沸つき、刃文は互の目に丁子を交え足・葉入り映りたち、帽子が尖って返るなど康光の典型的作風を示し、本工の高い技量が存分に発揮された優品である。
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 楼主| 发表于 2007-9-15 20:33 | 显示全部楼层

http://www.xhpaper.net.cn/

種別 短刀
国 備前
時代 室町時代初期
法量 八寸八分
附 黒石目地変塗鞘合口短刀拵
銘文 備州長船盛光
応永三十二年二月日

説明 盛光は康光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前鍛冶の双璧である。応永備前の作風は板目に杢が交じりよく練れた鍛えに、刃文は匂出来の腰の開いた互の目丁子の華やかなものが多いが、稀に直刃もある。また応永備前特有のものに、無反りで平造りの九寸余りの短刀や寸延びの小脇差等がある。また、映りでも鎌倉時代の乱れ映りとはやや異なり、刃文の頭に接するようにして現れる棒映りが目立つ事、帽子は乱れ込んで先が尖って返る事などが大きな特徴である。

本作は応永備前特有の短刀姿に、鍛えは小板目鍛えに杢交じり、地沸細かにつき、刃文は匂出来の互の目乱れ、僅かに小沸つき、小足・葉入り、地刃共に健全な作品である。
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